伝えたいこと

検査結果待ちの間の心の落ち着かせ方

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結果を待っている間はノイローゼ気味になり、ひたすら引きこもり暇があればネットで体験談を読んでいました。

特に最初の結果を聞いてから再検査待ちの2週間が一番不安で、食欲もなくなり夜中目覚めてしまうこともありました。

食べ物も「これ食べて大丈夫かな…添加物は?」とかペットボトルの飲み物やお菓子も一切やめて、「ヘアカラーは癌の原因」といった記事を見つけて美容院に行くのを躊躇ったりなかなかひどい状態だったと思います。

でもだんだんと日常生活に支障をきたさない程度に気持ちが落ち着いてきたんです。

その時私がしていた気持ちの落ち着かせ方が参考になれば嬉しいです。

ネットで検索しすぎない

ネットの中では悪い情報が多い傾向にあると思います。

それは多分進行していた方は治療が日常の一部になってしまい、ネットに書き記しておこうと思うからだと思うのです。

反対に再検査で手術の必要がない結果だった方や円錐切除後そのまま過ごしている方などは日常に紛れてしまい書き込もうという気持ちが薄いのではないかなと思います。

体験談も見れば見るほど不安になるだけです。
私も体験談を読んではしくしく泣いていました。

闘病記などはあまり見ないようにして、まずは病院やがんセンターのホームページを見ておくことをおすすめします。
自分が手術をする予定だった病院のホームページには、円錐切除の実績と去年は子宮頸癌患者が何人いたかなどが記載されていました。
円錐切除例が150例程あったのに対し、子宮頸癌患者の方は40名に満たないくらいでした。

つまり「それほど円錐切除をしている人がいるんだ」、また「円錐切除後、実は浸潤していたという人の確率は相当低いのでは?」と思ったのです。(セカンドオピニオンなどで転院した方もいたかもしれませんが)

また、ネットでいろいろ検索していると学会の資料などがたまに載っています。
そういった資料には具体的な根拠と理由、確率や統計が数字になって書かれています。

「浸潤していることも稀にある」「流産・早産のリスクがあがります」と先生に言われても、「その確率ってどのくらいなの?」と思っていました。
きちんと具体的な数字を見て現実を受け止めることで私は不安要素のひとつひとつを潰していきました。

主治医の先生に聞きたいことは聞いておく

私の場合最初の検診結果を聞いた後、診察に行く機会が一度あったため先生に疑問をすべて聞くことができました。

いくらネットや医学書で調べたとしても、人の身体は個人個人違うので主治医の先生に自分の検査結果や手術の内容はきちんと確認しておいた方が不安が軽減されます。私は分からないことを分からないままでいた方が不安でしたし、悪い結果ならそのまま受け止めたいと思っていました。

かかっていた病院の方針に疑問が湧き、セカンドオピニオンによって他の手術方法を受けることができたという方もいるようです。

大病を患った経験のある人に相談する

これはなかなか難しいことですが、私の場合一番気持ちが落ち着きました。
叔母が病気で何回か手術しています。一度甲状腺にしこりがあり「病理検査しないと分かりませんが、癌の可能性もあります。」と言われて手術に臨んだそうです。

その叔母から
「不安になっても結果は変わらない」
「結果が出たらその時また考えればいい」
「早期で見つかってラッキーだよ」
「円錐切除ってのは開腹じゃないし、難しい手術でもないんでしょ?私なんて全身麻酔で首のところ切られたんだから。しかも麻酔が身体に合わなくて副作用で本当苦しんだんだから!」(叔母は下半身麻酔も全身麻酔も経験しています)
と言われました。

「大したことではない、大丈夫」と何度も連呼されているうちに単純ですが、「そうかも」という気持ちになってきたんです。
私は叔母と話したことで食欲も戻り気持ちが前向きになりました。

周りにいても話せる関係でなかったり、なかなか相談しにくいことではあるので難しいですがもしいれば一度明るく話してみると意外な気づきがあるかもしれません。

心配性の人には話さない

私の場合、実母が病気も手術もしたことがない人で、さらに実の両親も健在なため、そういった経験がないからか「癌」という単語を聞いただけでおろおろしていました。
「検査結果を聞いた日からずっと不安で眠れない、夜中も目が覚めてしまう」と言っていました。

心配してもらえることは有難いですが、私も不安になってくるし「なんかごめんね…」みたいな気持ちになったものでした。

反対に夫は楽観的な性格で最初結果を話したときも「早く見つかって良かったね!」と言われました。
「大丈夫」なんて所詮他人事のように言わないで欲しいという方もいると思いますが、もし不安な気持ちを話すなら楽観的で「大丈夫!なんとかなる!」と言ってくれる人の方が私の場合は気持ちが楽になった気がします。

事実を受け止めた上で冷静に判断してくれる人の存在は本当に頼りになりました。

結果が出たらその時考えれば良い

最終的に言えることは「まだ起きていないことを不安になっても仕方がない」ということです。

不安な気持ちから食欲や睡眠不足になり、免疫力を低下させてしまうことになるかもしれません。
ストレスは免疫力を20~30%下げるといわれているそうです。

私も結果が出てから下腹部痛に悩まされ「これは子宮頸癌のせいでは」と悩んだのですが、結局開き直ったら下腹部は全くなくなり、まさに「病は気から」だったと今は思います。

結果が出るまではあまり考えない、ネットを見すぎないというのが精神衛生上良いと思います。

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