体験談

円錐切除②【手術当日】

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私が受けた手術内容

・レーザー(メス)子宮頸部円錐切除術
・腰椎からの下半身麻酔(硬膜外麻酔+脊椎麻酔)※意識アリ
・手術時間予定 10分~20分
・術中合併症 膣、外陰部の火傷、血管収縮剤の局注による動悸
・術後合併症 脊髄梗塞(下肢の痺れ)、神経障害など
※合併症は稀とのことでした。

ついに迎えた手術当日。

夜はろくに眠れず朝から緊張でドキドキが止まらない。
昨夜から絶食&絶飲なので、もちろん朝ごはんも水もNG!結構つらい。

さらに手術前の点滴を3回失敗されて消耗。

でも手術予定時刻30分前に夫が到着したので、これで気が紛れるとホッとした。
と思いきや、私の借りてきた漫画をニヤニヤしながら読んでいる…完全に他人事だな~。
100円

手術室へ

予定より30分遅れでお迎えが来て、手術室へ徒歩で向かう。

去年同じ病院で子供が手術をした際に麻酔完了まで連れ添ったので、中がどうなっているのか&手術が始まるまでの流れは知っていたから流されるまま手術台へ。

身体ピッタリの幅の手術台へ上がると看護師さんや執刀してくれる先生が挨拶をしてくれて、心電図や血圧計が取り付けられていく。
ここでパンツ一丁にされて上半身にはバスタオルが。裸が見えないよう隠しながらサッとバスタオルかけてくれたので、少しほっとした。
「こういう配慮してくれるんだ有難いわ…」と。

そしてついに腰椎麻酔くる…!と思っていたら
「すいません、麻酔科の先生が他の手術で遅れてるので少し待っててくださいね。」と言われ、まさかの全裸待機…

緊張状態で待ってるのってイヤですね…。
その間看護師さんに「麻酔痛いですか…?」と聞くと「最初は痛いのがあってそのあと重~い感じがしますがそこだけ我慢すれば後は痛くないです!」

やっぱ痛いんだ…でも1回我慢すればいいんだ!(:_;)
スーハースーハー。
鼻から大きく吸って口からゆっくり吐く、深呼吸の練習。

ついに恐怖の腰椎麻酔開始

5分程して麻酔科の先生が到着。
「ハイ、右を下にして横向いて」エビのようなスタイルに。

「冷たいけど我慢してね~」
ヒャッとするほど冷たい液が塗られる。

「もう1回塗るからね」
ヒャ!

「ちょっとチクッとするよ~」
もう怖くて怖くて看護師さんにしがみつく。

チクッ!

痛ー!
(※今思えば点滴より全然痛くない)

なんか背中が重い感じ…ナニコレ怖い…!腰に鉛が入っていくみたい。
力が入る。
(※この方が辛かった)

「ここだけ頑張って!」と看護師さん。

「次、押される感じがするよ~」

ググッ!
痛くないけど違和感!怖い!
ビクビク動く私(-_-;)

「だんだん下半身がポカポカしてくるからね~」
ほんとにポカポカしてきて足が痺れてく。

そして手術の準備へ。
パンツを脱がされ、あの分娩スタイルに。なんかもう恥ずかしさとかない。

しばらく足が動かせる程が感覚があった。
(え、こんなもん?このままやったら痛いよね?)
と思ってたらガシガシ消毒し始める。
(なんかお尻にひびく!イタッ!!少し痛覚残ってるじゃん(゚Д゚;))

「あの、少し痛いです。こんなもんなんですか?」

「え?痛い?どの辺?」

「お尻の方…」

「お尻の方痛いって」
と言ったまま何も聞かされずだったけど、いつのまにか痛くなくなってました。

手術開始

「レーザーを使うから大きい音がするので、有線の音大きくしましょうか。洋楽とJ-POPどちらがいいです?」
「…じゃあJ-POPで」

音楽なんてかかってたんだ…気付かなかった(・_・;)
看護師さんが手を握ってくれてたので、少し落ち着きを取り戻しました。

(あ~いつ切り始めるんだろ。怖いよ~本当に痛くないのかな?)
と考えてたら身体がブルブル震え始めました。不快なくらいに止まらない震え。

寒さ?恐怖?麻酔のせい?と自分でも分からず、体調を聞いてくれる看護師さんに伝えると電気毛布をかけてくれました。
でも震えは止まらないw

(いつレーザーの音がするんだろ)
と思っていたら
「もう中盤くらいですよ~」と看護師さん。

(え?レーザーの音してないよ?)

そういえば手術室には空調を強にしたような音がしている。
「もしかしてこの音がレーザーの音なんですか?」
「そうですよ。」

会話不可能なくらい大きい音だと思ってた…。

(もう切ってたんだ…。全然感覚ないじゃん(*'ω'*)!)
と思ってホッとしたら震えが止まる。

(お、ゲスの極み乙女だ。この曲名なんだったかな)
なんて考える余裕まで。

「あとどのくらいで終わりますか?」
「もう終わりですよ」

やった!早く終わって~!

「はい終わりましたよ~」

心電図やら血圧計やらが外されてベッドに「せーの」で移される。

「お疲れさまでした~頑張りましたね」
の声で心底ホッ。

病室へ帰る

状態が良いので病室に戻り夫と対面。

「痛かった?」
「痛かったし怖かった」

時計を見ると病室を出てから1時間10分経っていた。
実際の手術は20~30分程度だったと思う。
終わってみればあっという間だった。

術後の状態

下半身がまったく動かせないのが辛かった。背中がもぞもぞする。
時間とともに最初は胸当たりがひんやりした感覚があったのに腰当たりに移動してく。
(これが麻酔の境界線?おもしろいなー)
なんて思ってたら、だんだん頭が少し痛くなってきて頭がボーッ。熱が37.5まで上がってた。
ウトウトしてきたので、夫には仕事に戻ってもらって少し眠る。

1時間ほどして目が覚めると左足が少し動かせるように。しかし右はまだビクともしない。
(こ、腰が痛い…寝返り打ちたい…)
とベッドの柵を使ってもがくも失敗に終わる(-ω-)

またウトウト。
夕方目が覚めると両足動くようになってました。熱も平熱に。

看護師さんに付き添ってもらって初トイレへ。
(沁みそう…怖い)
とビクビクしながら用を足しましたが全然痛くありませんでした(*^-^*)
しかもあてられてたおむつにも血がついてない。術後すぐは出血しないんですね~。

幸い頭痛も収まり、麻酔の合併症もなく下腹部痛もなくてもうすっかり元気。
夜にはご飯も間食し、歯磨きと洗顔してテレビ見ながらゴロゴロ過ごしました。

しかし、昼寝をしたせいで眠れぬ夜を過ごしました。

手術自体は腰椎麻酔以外はまったく痛みもなく、終わってみれば本当あっという間でした。
絶対帝王切開のほうが辛いです。
(まぁもう一回やれって言われたら嫌だけど)

でも病理結果を聞くまでは心からホッとできないのが円錐切除の嫌なところですね(;^ω^)

退院

翌日9時ごろに診察、内診して退院許可。

入院費は2泊3日で47,000円でした。

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